2011/10/21 (金) 三日目 


いよいよ今日は韓国最終日。   

昨日は帰り着いたのが前夜と同じで12時くらいでお風呂に入り
荷物整理をざっとしたりして寝たのはやっぱり1時半くらいでした。

今日は全くのフリータイムで前から行ってみたかった北村韓屋村に
行くことにしていたのでそんなに早起きしなくても大丈夫ね、と
目覚ましは一応8時に鳴るように携帯のアラームをセットしました。

その音で起きるまで今日も爆睡。毎日よく歩いているから良く
寝られるのでしょう。

昨日と同じくホテルのレストランで朝食を済ませ、私は今日チェックアウト
なのでスーツケースをしっかりパッキングしました。

Mさんは一人残ってお友達二人と合流するとのことで、お部屋も
そのままで良いとホテルから言われたそうで荷物も置いて部屋を
出ました。

私はチェックアウトをしてスーツケースはホテルで預かって貰いました。

ホテルに午後3時半にツアー社のガイドさんが迎えに来てくれることに
なっているのでその時間までは自由行動です。

前から行きたいと思っていた北村韓屋村が今日の目的地です。

そこもホテルからは近くて昨日まで利用していた路線とは違うので
ホテルの裏側の道路に向かって歩きました。

その地下鉄駅も近くてとてもロケーションが良いホテルです。

安国という駅が最寄りの駅です。

まずは日本で検索してコピーして来地図を手に、北村文化センターを
目指して歩き始めました。

駅を出てすぐに現代建設本社がありました。韓国では有数の大手企業です。

北村文化センターで地図を貰って地図の説明に沿って行きました。

北村の家並みが見えて来ました。若いガイドの女の子が流暢な日本語で
説明してくれたのでその説明のとおりに坂道を上ってベストショットからの
写真を撮りました。

坂の中腹に韓屋の中を見学させている家があったので入ってみました。
そんなに広くはない家でしたが趣があってとても興味深く見学しました。

その他に私はドラマに使われた韓屋も見たいと思いプリントして来た
地図を元に探したのですがなかなか見つかりませんでした。

またさっきのガイドさんを見つけたのでこの場所はどこですか?と聞くと
一本上の通りだと言うので行ってみたのですが全然違うようでした。

あちこち迷路のような小路をあるいても目的の家は見つからないので
諦めて坂を下りようかと思いつつ、こっちには行ってなかったからそっちから
下りてみようか?と行ってみたらそこがまさしく探していた家でした。
ドラマ「個人の趣向」というドラマです。

門の外だけ使われていて中の部分はスタジオだったそうですが…。

「わぁ!これだわ!これに間違いないわね」と満足して坂を下りました。

大きな道路を挟んで反対側にも韓屋があって、そちらにもドラマで
使われた場所があるというのでそちらに向かいました。

そちらの通りの方が韓屋は少ない様でした。

ブラブラ歩いて行くと写真をパチパチ撮っている日本人がいたので
そこは何のドラマで使われたところなのか?と聞いたら「冬のソナタ」で
チェ・ジウが演じたヒロインが住んでいた家がすっかり建て直された家だとの
こと。私は建て直される前の家も見てなかったので、へぇ〜、そうなんだ、と
思った程度でした。

その坂を下りて行くとおじさんが一人話しかけて来てその家の説明を
してくれました。そしてその奥さんが私のカメラを取り上げてむりやり
「冬のソナタ」のロケ地でもあった中央高等学校の前で写真を撮って
さらに高校の入り口の写真も撮ってくれました。

どうもその夫婦はお店をやっているらしく、寄って行ってね〜、と言って
いましたが先を急ぐので「はい、分かりました〜」と言って別れました。

それからドラマ「コーヒープリンス一号店」で使われた食堂と銭湯も
発見して記念に写真を撮りました。

次に探したのが最近ハマって観ていたドラマ、日本でのタイトルが
ハッキリ決まったのかどうか分かりませんが「オレのことスキでしょ」か
「君は僕に恋をした」か? まぁ、いずれにしてもそのロケで使われた
韓屋がその近くだという情報をゲットしていたので探してみたら
ありました! おお、ここであのドラマが撮影されたのね、と思いつつ
写真を撮りました。

満足して、さてどうしましょうか?お昼を食べに行く?ということになり
Mさんがリサーチしてくれていたお店を探してみることにしました。

それはとっても細い路地にあるお店でした。人が行き違い出来るかどうか
ギリギリと言うくらい細い路地です。

でもお店の中に入ると意外に大きくてちょっとビックリ!

メニューを一応見ましたがMさんが持って来てくれた写真のお豆腐が
メインの定食にしました。

そのお店には日本語がペラペラの女性が忙しそうに働いていましたが
私達を見つけると注文を聞きがてら、自分が千葉に住んでいたことなど
話してくれました。

隣のテーブルに座っていた5人グループの女の子が私達に興味津々という
感じで見て居たのですが、お店の女性が私達に話かけると
「日本語うまいね」と話しかけて私達にも「どちらから来ましたか?」と
日本語で話しかけて来ました。

「東京です」と答えると「東京のどちらから?」とさらに聞くので「吉祥寺から」と
答えました。吉祥寺は韓国でも一番人気だと聞いたことがあったので
分かるかな?と思って行ったのですが、最初から興味津々で見て居た
女の子が「わぁ、井の頭公園がある?」と言うので「あら、よく知っているのね」と
言うと、近くに住んだことがあるのです、と言うのです。

「まぁ、それじゃ日本語ペラペラでしょ?」と言うと「いえいえ、ぜんぜんです」と
言っていました。でも、韓国人は言葉を覚えるのが上手ですからきっとかなり
話せるのではないかと思いました。

そんな話をして彼らは「楽しんで下さい」と言いながらお店を出て行きました。

さぁ、定食が運ばれて来ました。大きな器に大きなお豆腐がはいっています。

わぁ、お豆腐だけでお腹がいっぱいになりそう!と思いましたが、とても
美味しいお豆腐で完食しました。それにしてもこんなに充実した内容で
日本円に換算すると500円もしないくらいだと言うのですから驚きです!

その定食を食べている間に隣に若いカップルが座りました。お店の女性が
注文を聞きに来たのですが、その二人はタイ人のカップルで韓国語も日本語も
ダメ、女性は英語は綺麗な発音で話せるようでした。

それで私とMさんが片言ながら英語で話を聞くと男性の方は辛いモノが
食べたい、お肉が良い、とのことでしたがそのお店にはお肉のメニューは
無いのです。女性の方は私達が食べているモノを見て、それと同じで
良いと決まりました。結局男性の方はビビンバが良いと言うことで注文は
決まったのですが、英語のメニューが無いのもどうなのかしらね、日本語
中国語のメニューはどこのお店でもある様だけど、と思いました。

するとMさんが「社長さん!英語のメニューも作ってくださいよ!こちらの
二人が困ってるわよ!」と流ちょうな韓国語で言ったモノだから、社長さんも
目を丸くして「韓国語上手だね!」と驚いていました。(これくらいの内容は
私にも分かりましたよ (^w^) ぶぶぶ・・・)

満足して食事を終え、隣のカップルに「Have a nice day !」と声をかけて
お店を出ましたが、レジでお店の女性達に「韓国語上手ね!」とMさんは
更に言われました。

お店を出てからこれからどこかに行くと言うのも大変そうだし時間も
半端になりそうだからもう一度戻って小さな坂道とか見て歩かない?と
話がまとまってまた来た道を戻るカタチで行ってみました。

さっき見た所だけではなく細かい所も見て歩けて楽しい時を過ごしました。

それから喉も乾いたしちょっと休んで行こうか、と喫茶店に入りカフェラテを
飲みつつお喋りに夢中になっていたらMさんがそろそろ行った方が良く
ないですか?と言うので時計を見たらかなり急がないといけない時間に
なっていました。ひえ〜!

あわてて駅に向かって歩いたつもりでしたがMさんがホントにこの
方向で良いのかしら?と不安がって誰かに聞きましょう、とキョロキョロ
したら目の前に座っていた女性が「私に聞いて!」という感じで私達を
見ていました。

Mさんが「安国駅はどちらでしょうか?」と韓国語で聞くと「韓国語、上手ですね」と
流暢な日本語が返って来ました。私が「あら、日本語上手ね」と言うと嬉しそうに
笑っていました。日本語を勉強している学生さんかも知れません。

「あの女の子、私に聞いてオーラを出していたわね」と二人で思わず
笑いました。

地下鉄に乗りホテルに戻りましたがもう時間ぎりぎりでした。スーツケースを
受け取り外に出て待っていると程なくガイドさんが来ました。

そこで私はバスに乗りMさんと別れました。

バスはまたお土産物屋さんに私達を連れて行きましたが私はもう
何も買うモノが無かったのでブラブラ見るだけでした。

空港に着いてガイドさんともお別れしました。

空港で何もすることも無かったので出国ロビーに入り搭乗口まで入って
ゆっくりした方が良いわ、と思い入りました。

時間があったので喫茶店で念願のキィウィジュースを飲みました。
Mさんが「コーヒービーンのキィウィジュースが美味しいんですよ〜」と
言うので飲みたいと思い行ったのですがたまたま行ったお店には無くて
次回のお楽しみに取っておくわ、と言っていたジュースに最後の最後で
会えたと言うワケでした。

飛行機は満席でしたが私は前に座席が無いシートだったので足元が
広くて楽でした。楽しかった数日を思い出しつつうとうとしていたら
あっという間に羽田に着きました。ホントに韓国は近くて楽!と思いました。

羽田に着いたら吉祥寺行きのバスは丁度良いのが無いわと時刻表を見て
思っていたのですが時間が変わったのか、丁度間に合う時間にありました。
直行のバスに乗れたので楽でした。

吉祥寺に着いたら雨が降っていました。濡れて帰るのは嫌だと思い、
タクシーで帰りました。

韓国では毎日良いお天気でしたが最後の最後で雨に遭いました。

楽しい数日間でした〜!



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